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【追記】七帝戦、2年連続女子V・男子準V!

 

7/15(日)、北海道大学にて七帝戦が行われ、北の大地を白熱させました!多くのOB・OGも駆けつけ地元開催さながらの大声援に背中を押されながら、控えも含め選手全員が奮闘しました。結果は女子が2年連続の優勝(6戦全勝)を成し遂げ、男子も2年連続の準優勝(6戦5勝1敗)を収めました。

本大会もご声援ありがとうございました。今回の反省と収穫を糧に、11月の全国公をはじめとする秋以降の大会に向けて全力でチーム力を底上げしていきます。今後とも弊部のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

以下に七帝戦の詳細をまとめましたので、ご一読頂けると幸いです。


〜唸る圧倒的実力!女子団体組手〜

「今年の女子チームは過去最強に強い。」

こう断言していた岩根女子監督はこんな出来すぎた優勝を予見していたのだろうか。昨年の優勝メンバーは女子主将・藤牧(4年)のみ。しかし、ディフェンディングチャンピオンの意地とプライドで2年連続の、しかも全勝での優勝を掴み取った。

女子の2戦目は強豪・東北大学。先鋒戦を取り、中堅の藤牧(4年)。序盤はリードを許す展開になるも、ここで焦らないのが主将でエースの器。冷静に間合いを研ぎ澄ませた突きで点を重ね、接戦を勝利!幸先の良いスタートとなった。

その後も大勝を重ねる女子チームの圧倒的強さの要因として、「選手層の厚さ」は特筆すべきであろう。エース藤牧はもちろんのこと、洗練された蹴り技をもつ林(3年)、攻撃的スタイルの藤原(3年)、小柄ながらもカウンターで潜り込む清野(2年)という多彩な選手層で相手に対策の的を絞らせない。

圧倒的な実力で他を寄せ付けず、5試合終わった時点で優勝が確定!最後の九大戦では初心者から始めた嶋崎(2年)も得意の刻み突きが冴え渡り、完勝。大器を予感させた。

試合後、「七帝戦は通過点」と語る藤牧の姿には自信が漲っているようだった。この勢いに乗り、悲願の全国公制覇を掴めるだろうか。今後の活躍に目が離せない。


〜総力戦の準V!男子団体組手〜

男子は主将の堀(4年)が度重なる脳震盪への影響を考慮し完全欠場を英断した。「近年稀に見る仕上がり」との呼び声が高かった男子チームにとって主将の欠場は大きな不安要素だったが、そのことが逆に一人ひとりの責任感と底力を喚起したのかもしれない。

初戦の相手は強敵・阪大。山下(1年)が五将戦で相手のエース角に競り勝ち勝利に大手をかけると、続くエース・萩原(3年)も勝利し、5-2で快勝!女子同様、幸先の良いスタートとなった。

東北大を4-3で退けると、次の九大戦で中堅・萩原がまさかの敗戦を喫する。全体に嫌な雰囲気が流れる中、今日大抜擢の橋谷(1年)が闘志溢れるプレーで奮闘。見事に接戦を物にし、チームを勝利に導いた。

そして、午後一番で大一番を迎える。対するはここまで全勝の前年度優勝校・北大。新エース・東別府(1年)が副将戦できっちりと仕事を果たし、3-3で大将戦に回る。ここまで堀に代わってチームを牽引してきた清水(4年)が力の限り戦うも一歩及ばず、北大戦を3-4で落とした。

しかしここは切り替え、京大戦を5-2、名大戦を6-1で勝利し、今年も北大に次ぐ準優勝となった。堀が欠場したものの、下級生のメンバーをフル活用する総力戦で準優勝を果たしたことは来年に期待が持てる。とはいえ、まずは11月の全国公。完全復活を果たした堀と脂がのったレギュラー陣を擁する男子は去年の雪辱を果たし全国公を制覇出来るだろうか。